韓国の公共交通の使い方ガイド
韓国は地下鉄・バス・高速鉄道のネットワークが充実しており、車がなくても全国を移動しやすい国です。交通カードの使い方と主な交通手段の特徴を知っておくだけで、移動がぐっと楽になります。運賃や運行時間は変わることがあるため、各運営会社の公式サイトで確認してください。
地下鉄:首都圏と主要都市
首都圏電鉄はソウル・仁川・京畿道を結ぶ広大な路線網で、ソウル交通公社やKORAIL(韓国鉄道公社)など複数の事業者が運営しています。路線ごとに番号と色が決まっており、駅の案内は韓国語と英語で表示され、多くの駅には日本語・中国語の案内もあります。
釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)にも都市鉄道があります。T-moneyなどの交通カードを改札にタッチして乗車でき、1回用の乗車券も利用できます。
市内バスと乗り換え
市内バスは前のドアから乗って端末に交通カードをタッチし、降りるときも後ろのドア付近の端末に再度タッチします。首都圏では交通カードを使うと、決められた時間内にバスと地下鉄を乗り継ぐ際に乗り換え割引が受けられます。
降車時にタッチし忘れると乗り換え割引が受けられないことがあるので注意しましょう。バスの経路や到着情報はNAVER地図やカカオマップで確認できます。
高速鉄道と一般列車:KTX・SRT・KORAIL
KTXはKORAILが運営する高速列車で、ソウル駅や龍山(ヨンサン)駅などから釜山、木浦(モッポ)、江陵(カンヌン)などの主要都市へ向かいます。SRTはSRが運営する別の高速列車で、ソウル江南エリアの水西(スソ)駅から発着します。
KORAILはKTXのほか、ITX-セマウル号やムグンファ号などの一般列車も運行しています。切符は駅の窓口や券売機、各運営会社の公式サイト・アプリで購入でき、名節の時期には早く売り切れることが多いです。
高速バスと市外バス
高速バスと市外バスは全国のほとんどの都市や地方を結んでいます。ソウルにはソウル高速バスターミナル、セントラルシティターミナル、東ソウル総合ターミナルなど複数のターミナルがあり、行き先によって出発ターミナルが異なるため事前に確認が必要です。
乗車券はターミナルの窓口や券売機、公式予約サイト・アプリで購入できます。
タクシーとカカオT
タクシーは道で拾うか乗り場から乗ることができ、韓国ではカカオT(Kakao T)アプリで呼ぶ方法もよく使われています。ほとんどのタクシーでカード決済ができ、多くのタクシーではT-moneyなどの交通カードも使えます。
一般タクシーのほかに模範タクシーや大型タクシーなどがあり、料金体系が異なります。運転手に行き先を伝えるときは、韓国語の名称や住所を見せるのが最も確実です。
空港鉄道AREX:仁川空港からソウル駅へ
空港鉄道(AREX)は仁川国際空港とソウル駅を結ぶ鉄道で、各駅に停まる一般列車と、ソウル駅と空港の間をノンストップで走る直通列車があります。一般列車は金浦空港や弘大入口などを経由し、地下鉄に乗り換えられます。
一般列車は交通カードで乗車でき、直通列車は別途乗車券が必要です。運行時間や運賃はAREXの公式サイトで確認してください。
よくある質問
KTXとSRTの違いは何ですか?
どちらも高速列車ですが、運営会社とソウルの発着駅が異なります。KTXはKORAILが運営し主にソウル駅・龍山駅などから、SRTはSRが運営し水西駅から発着します。予約もそれぞれの運営会社で行います。
T-moneyで空港鉄道に乗れますか?
一般列車は乗れます。ソウル駅と仁川空港をノンストップで結ぶ直通列車は、別途乗車券の購入が必要です。
外国人でもカカオTでタクシーを呼べますか?
カカオTアプリでタクシーを呼ぶことができますが、登録や支払い方法の条件はアプリの方針によって変わることがあります。アプリが使えない場合は、道やタクシー乗り場で乗ることもできます。
出典・参考
最終確認: 2026-10-28