韓服(ハンボク)とは:チョゴリ・チマ・パジから現代韓服まで
韓服(ハンボク)は朝鮮半島の伝統衣装で、日本では「チマチョゴリ」の名でも知られます。名節や家族の祝い事で着るほか、最近はソウルの古宮を韓服姿で散策する旅行者も増えました。基本の構成と着る場面、現代韓服の流れを紹介します。
韓服の基本構成
韓服は上衣のチョゴリに、女性はチマ(スカート)、男性はパジ(ズボン)を合わせるのが基本で、外出時にはトゥルマギなどのコートを重ねます。チョゴリは前をコルムという長い紐で結び、襟には白いトンジョン(掛け衿)を付けるのが特徴です。
曲線を描く袖や襟、ふんわり広がるチマが織りなす線の美しさが、韓服の魅力としてよく挙げられます。
- チョゴリ:上衣。コルムで結んで留める
- チマ・パジ:下衣。パジは足首を紐で結ぶことも
- トゥルマギ:外出用のコート
- ポソン:韓服に合わせる伝統的な靴下
どんなときに着る?
ソルラル(旧正月)や秋夕(チュソク)などの名節、結婚式(特に両家の親)、子どもの1歳の誕生祝いであるトルチャンチなど、家族の大切な日に韓服を着ることが多くあります。伝統婚礼では婚礼用の礼服を別に着ることもあります。
生活韓服とモダン韓服
伝統の形を生かしつつ動きやすくした「生活韓服」が以前から作られてきたほか、近年は丈の短いチマや現代的な素材を使ったモダン韓服もよく見かけます。韓服の要素を舞台衣装や普段着のデザインに取り入れる例も増えています。
韓服で古宮へ
ソウルの古宮周辺にはレンタル韓服店が多く、韓服姿で宮殿を散策する旅行者の姿をよく見かけます。一部の宮殿などの文化遺産では、韓服を着た来場者の観覧料を無料にする取り組みが行われてきました。
対象施設や認められる服装の基準は変わることがあるため、訪問前に国家遺産庁・宮陵遺跡本部などの公式案内を必ず確認してください。
韓服を着るときのコツ
コルムは片側に輪を一つ作る形で結ぶのが一般的です。チマは裾を引きずりやすいので、階段や雨の日は少し持ち上げて歩きましょう。レンタルの場合は返却時間や保証金の条件を事前に確認しておくと安心です。
よくある質問
韓服を着ると古宮に無料で入れますか?
韓服着用者の観覧無料制度が運営されてきましたが、対象施設や基準は変わることがあるため、訪問前に公式案内を確認してください。
生活韓服とは何ですか?
伝統的な形を生かしながら、日常で着やすいように作られた韓服のことです。
チョゴリの襟の白い部分は何ですか?
トンジョンと呼ばれる白い掛け衿で、韓服をすっきりと端正に見せる要素です。
出典・参考
最終確認: 2026-10-28
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